10月23日は「霜降」(そうこう)。
季節を表す二十四節気の1つで、霜が降り始める頃という意味です。
暦の上では、もう晩秋。徐々に秋が深まり朝晩は冷え込む日が多くなってくるので、体調管理にはさらに気を付けましょう。
霜が降りるのはなぜ?
霜は、空気中の水蒸気が冷えて氷になったもの。
寒い日に地面や植物、車や自転車など、物が冷やされると、冷えた物に接している空気の水蒸気が氷になり、くっつきます。これが霜です。
霜が降りる条件は「気温4度以下」。東京では、霜が降りる気温まで下がるのは12月初旬くらいです。
晴れた夜には地上の熱が空気に逃げてしまい気温が下がりやすいので、晴れた夜の翌朝に霜ができやすくなります。
冷え込み始めたら気温差に注意!
季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期です。
寒暖差が大きいと自律神経が乱れやすく、食欲がない・胃腸の調子が悪い・頭痛・だるいなどの体調不良が起こることがあります。
冷え込みがさらに厳しくなるこれからの季節は、部屋の室温差による「ヒートショック」にも注意が必要ですね。
ヒートショックが起こる原因は「部屋の温度差」と「血圧の変動」。
寒い部屋を暖めて温度差をなくす、熱いお風呂や長湯などで血圧が急上昇するのを避けるなど、ヒートショックが起こりやすい状況を避けるようにしましょう。
霜が降りる前に霜対策!
■車
寒い日の朝に車に乗ろうと思って、フロントガラスに霜が降りている!という経験はありませんか?急いでいるのになかなか霜がとれないと困っちゃいますよね。
便利な霜対策は、霜が降りる前にフロントガラスにタオルやマットを乗せておくだけ!
この時、タオルとガラスの間に空気が入らないように、できるだけ密着するように置いておきましょう。
■花壇・鉢植え・家庭菜園
寒さや霜で植物やお花がダメになってしまう前に、霜を避ける準備をしましょう。
鉢植えやプランターは、部屋の中に入れるのが一番簡単ですよね。
花壇などに植えたお花には、ビニールなどをかぶせると良いです。ペットボトルを切ってかぶせるのも手軽にできておすすめです。