12月になり、年末年始の準備を始めなきゃな…と思っている人も多いのではないでしょうか。新年を迎える用意は、早めに決めておきたいですよね。
2021年の「おせち料理」のトレンドはどうなっているのでしょうか?
年末にバタバタしないために、今話題のおせち料理をチェックしておきましょう!
「おせち」は好きなものを少しずつ!
2021年の「おせち料理」は、小分け・食べきり商品が流行しそうです。
以前からおせちに詰める料理1品ずつを小分けにした惣社商品は売られていましたが、今年は1人ずつ好きなものを楽しめる「ひとりおせち」「個食おせち」も話題になっています。
今年の年末年始は実家への帰省を自粛しようと考えている人も多いですよね。
少人数でもお正月気分を味わえる、食べきりサイズのおせち料理が今年はたくさん店頭に並びそうです。
さらに、今年は新型コロナで飲食店での食材消費が減った影響で、高級食材がスーパーやコンビニのお惣菜として売り出されることが増えそう。
家で過ごすお正月でプチ贅沢ができると、ちょっと嬉しいですよね。
■おうちで1人で楽しむなら…
コンビニでも手軽に1品ずつおせち料理を購入することができます。
好きなものを少しずつ買ってきてお皿に盛り付ければ、おせち料理の完成です!
■家族で楽しむなら…
家族が好きな料理だけ食べきりサイズで買ってきて盛り付けるおせち料理はいかがですか?
おせちセットを買っても食べる料理が偏っていて余ってしまう、という心配もありません。
お重に詰めなくても、お揃いの大皿やプレートに盛り付ければ、見た目は豪華で片付けも簡単ですね。
■老人ホームなどの行事食には…
老人ホームや介護施設のお正月では、おせち料理をアレンジした食事を提供したいですよね。
老人ホームに入所して初めてお正月を迎えるという利用者さんもいらっしゃるはず。
黒豆、かまぼこ、伊達巻、昆布巻き、栗きんとんなど伝統的なおせち料理を加えるだけで、お正月気分が感じられる行事食はとても喜ばれますよ。
伝統的なおせち料理以外にも、
市販の高齢者向け食品を組み合わせて、おせちの形にする
食材の色合いを紅白で組み合わせる(まぐろと大根おろし、など)
などの工夫をしてみてはいかがですか?
各地のお雑煮を楽しんじゃおう
一言で「お雑煮」と言っても、実は地方によって様々な味付けがあるんです。
年末年始に時間がある人は、味が違う何種類かのお雑煮にチャレンジしてみましょう!
例えば…
関東風 しょうゆベースのすまし汁/関西風 みそ仕立て
お餅は煮る?焼く?
など、いつもと違うパターンのお雑煮も楽しそうですね。
■老人ホームなどの行事食には…
老人ホームや介護施設でお雑煮をメニューに加えるなら、日替わりで違う種類のお雑煮を提供してみるのも良さそうです。
お雑煮には、地域によって味付けや具材に色々なパターンがあるので、「私の小さい頃は…」「うちの家庭ではこんなものを入れていた」など、懐かしのお雑煮トークに花が咲くかも。
ただし、お餅は口の中や喉に張り付いて誤嚥や窒息につながる恐れもあります。
細かく切る、ご飯をまとめたものや
白玉団子で代用するなど、工夫して提供しましょう。