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2021年01月20日

1年の終わり「大寒」はどんな日?縁起が良い「大寒卵」ってどんなもの?

1年の終わり「大寒」はどんな日?縁起が良い「大寒卵」ってどんなもの?

日本で古くから使われている暦の「二十四節気」。
二十四節気の最後が「大寒(だいかん)」で、最も寒い時期となります。
 

大寒っていつ?

毎年1月20日前後が「大寒」です。
2023年の「大寒」は、1月20日(金)です。
 

大寒の日は「大寒卵」で運気アップ?!

大寒の日に生まれた卵、通称「大寒卵」を食べると運気が上がると言われています。

昔から卵は栄養価が高く、寒い冬に栄養がたくさん入った卵を食べることで、滋養強壮にいいと考えられてきたことが由来します。

また、昔は、冬に産卵が減ったニワトリが、大寒の頃から卵を産み始めることが多かったのだとか。

そんなことからも、冬の間にエサを食べていたニワトリが生んだ卵は栄養価が高いと考えられ、「大寒の日に生まれた卵を食べると健康になれる」という風習が広がったようです。
 

大寒の日に生まれた「大寒卵」が欲しいときは

縁起の良い「大寒卵」を食べたい、と思っても、いつも買う卵には「賞味期限」しか記載されていない、という人も多いのでは?

食品表示法によると、卵を販売するときに表示義務がある項目は、「名称・生食用か加熱用か・原産地・包装者・賞味期限・保存方法・使用方法」となっています。
つまり、産卵日は必ず記載する必要はないんです。

より新鮮な卵が食べたいときや、大寒卵など産卵日にこだわりたいときは、産卵日表記をして販売しているスーパーがあるので、売り場をチェックしてみてください。
 

卵の賞味期限のなぞ

卵の賞味期限は「生食」できる期限となっています。

本来、卵の賞味期限は「常温での流通期間」と「家庭での冷蔵保存7日間」を足した日数とのこと。
夏は16日・春と秋は25日・冬は57日も、生で食べられるんです。

ただし、現在は市場での混乱を避けるため、卵の賞味期限はパック後14日間となっています。
産卵日とは関係なく、パック詰めされた日から起算した日付が記載されています。

なお、賞味期限が切れてしまっても、きちんと冷蔵保存していれば卵の殻にある細菌の繁殖が抑えられるので、賞味期限後すぐであれば加熱調理して食べても大丈夫です。
(参考:日本卵業協会ホームページより)
 

高齢者にもオススメ!卵料理

卵には、体に良い栄養素がたくさん!
高齢の方が摂取したい栄養素も豊富に含まれているんです。

野菜と一緒に卵とじにすれば、タンパク質が手軽に摂取できるのでおすすめです。

介護食や嚥下食として、おかゆやパンがゆに溶き卵を混ぜれば、味付けの幅も広がります。

ぜひ毎日のレシピに積極的に卵を取り入れてみましょう!

 

 

 

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