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2021年10月11日

便利?不要?『マイナンバーカードで保険証』が今までの保険証と違う3つのポイント

便利?不要?『マイナンバーカードで保険証』が今までの保険証と違う3つのポイント

マイナンバーカードの保険証としての利用が、10月20日より本格的に始まります。

実際にマイナンバーカードを保険証として使えるのは、「オンライン資格確認」を導入した病院や薬局で、現在までに全国で約56%の医療施設が導入申込をしており、約7%の医療施設で導入が完了しています。

ところで、マイナンバーカードを使用することで、これまでの保険証とは使い方や手続きはどう変わるのでしょうか?マイナンバーカードの活用ポイントをまとめました!

ポイント1「新しい保険証を待たなくていい」

現在使用されている健康保険証は、就職や転職で勤務先が変わったときや、結婚などで姓が変わったとき、高齢受給者証を給付される年齢になったときなどに、切り替えが必要になります。

でも、マイナンバーカードを保険証として利用できるようになると、カードを切り替える必要はありません。

今までのように、新しい保険証が届くのを待たなくても、マイナンバーカードを持っていれば病院を受診することができます。

ポイント2「診断結果・お薬情報がカード1つに集約される」

マイナンバーカードを保険証として利用するようになると、病院での診断結果や処方された薬の情報は、カードの中に情報として集約されます。

そのため、複数の病院を受診するときでも、別の病院や別の科での診察内容をまとめて医師に伝えることができるんです。

飲んでいる薬や過去の診察内容が記録されるので、旅行中・災害時などに初めての病院を受診するときも、正確な情報を伝えることができて安心です。

ポイント3「病院の受付がスムーズに」

現在使用されている健康保険証では、病院で受付をするときに対面での本人確認が必要ですが、マイナンバーカードを使用すると、非対面の顔認証システムだけで受付ができるようになります。

マイナンバーカード用の顔認証カードリーダーを導入した病院では、マイナンバーカードの読み取りと暗証番号の入力、そして顔認証だけで受付が可能になるので、受付時間が短縮されるかもしれません。病院ごとの受付ルールが統一されれば、受診時の手続きも簡単になりそうです。

マイナンバーカードの作成は面倒…?

健康保険証として便利な使い方ができるようになるマイナンバーカード。申請までの手順がよくわからない、という人も多いと思います。

マイナンバーカードは、2021年3月に自宅に届いた「交付申請書」があれば、パソコンやスマートフォンからも申請ができます。
マイナンバーカードの保険証利用は、10月20日から本格スタート。
全国で2023年3月までにすべての医療機関での導入を目指すとされています。

かかりつけの病院がある人もない人も、たくさんの病院を受診している人もそうでない人も、便利なマイナンバーカードを活用してみませんか?

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