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介護職への転職インタビュー:副業でグループホーム職員に

介護職への転職インタビュー:副業でグループホーム職員に

会社員のかたわら、スポーツ選手として活動するYさん。
副業として介護の仕事を選んだ理由とは?
介護の仕事を始めたきっかけや、未経験で始めた介護の仕事について感じたことなどをインタビューしました!

介護職への転職インタビュー:副業でグループホーム職員に
お話を伺った介護士さん

Yさん(30代前半・女性)
30代前半で、副業としてグループホームの介護職員に転職

 

メインの仕事:スポーツ競技
・継続年数 13年
・雇用形態 契約職員
・給料 約500万円/年
・週6日勤務(労働時間:練習含め7~8時間/日)
副業での仕事:グループホームの介護職員
・勤続年数 10か月
・雇用形態 パート
・給料 時給1,050円
・週1日勤務(日勤:9時~18時)

現在の仕事・業務

■今、どんな仕事をしていますか?

 

 

グループホームの介護職員をしています。
週1回のパートで、利用者さんの居室の掃除や整理整頓、食事の配膳、レクリエーションの開催、食事介助、オムツ換えなどを担当しています。

■仕事のスケジュールを教えてください。

 

 

 

現在、グループホームでは週1日勤務のパートとして働かせてもらっています。
本業のスポーツ選手としての活動と両立するため、日勤のみのシフトです。

8:50 娘を保育園に送ってから出勤。
9:00~ 申し送り。夜勤の職員などから利用者さんの様子を聞く。
9:15~ 利用者さんの部屋や共有スペースの掃除。
10:00~ レクリエーション。DVDを使った口腔体操や体操、クイズ、歌など。
11:15~ お茶の配膳、トイレ介助。
12:00~ 昼食の配膳、食事介助、服薬補助。
13:00~ 昼休憩。
14:00~ 個室で過ごす方の様子をうかがったり、ホールにいる方とお話したり折り紙をしたり。個人記録にも記入。
15:00~ おやつ配膳。
15:30~ レクリエーション。
16:00~ オムツ交換、夕食の準備。
17:00~ 食事介助、服薬、口腔ケア。

 

 

介護業界に転職したきっかけ

■介護の仕事をする前は、どんな仕事をしていましたか?

 

 

 

8歳から陸上競技を始め、学生時代は全国・海外の大会に出場。大学卒業後は研究室に残り、競技の研究と競技大会の参加をしてきました。

大学の研究生として2年活動した後、契約社員として働きながらプロ選手として競技をする社会人スポーツ選手になりました。

スポーツ選手としての活動と会社での仕事は今も続けていて、グループホームでの仕事は副業のような感じで働かせていただいています

■副業をしようと思ったきっかけは?

 

 

 

国内外の競技大会に出場してきましたが、コロナ禍でほとんどの大会が延期や中止。練習は続けているものの時間があいてしまい、焦燥感もあって何か人の役に立つことがしたいと思っていました。

そんな中、同居している祖母が認知症になり、小規模多機能型居宅介護を利用するようになったので、介護職に興味を持つようになったんです。

祖母の付き添いで施設に行ったときに、スタッフの方に直接声をかけて「週に1日くらい働かせてください」と頼み込み、祖母が通う施設に併設されたグループホームでパートとして働かせていただけることになりました。

■介護の仕事を選んだ理由は?

 

 

 

昔からおばあちゃん子でしたが、同居している祖母が年を取って体の自由が利かなくなってきたのを感じ、なんとか支えてあげたいと思うようになりました。

自宅で食事やトイレのサポートをしていたのですが、知識も経験もなく、どうしても自己流になってしまって。きちんとした介護の技術を身につけたいと思ったのがきっかけです。

 

 

転職前に不安だったこと

■未経験で介護職として働くことに不安はありませんでしたか?

 

 

 

プロの介護の技を身につけられると思うと、不安より期待のほうが大きかったですね。実際に、現場で教えていただくことすべてが新鮮で感動的でした。

 

 

介護業界に転職するために準備したこと

■転職する前に準備したことはありますか?

 

 

 

特にはありません。無資格で未経験だったけど、とにかく働きながら教えてほしい、と思っていました。

あえていえば、自宅で祖母のサポートをしていたことが、介護職としてスムーズに働ける理由になっていたのかもしれません。オムツ換えや食事介助も、まったく抵抗はありませんでした。

 

 

介護職に転職してよかったこと・大変なこと

■介護職に転職してよかったことは何ですか?

 

 

 

プロの介護スキルを教えていただき、身に付けられたことです。

教えていただくたびに目からウロコで、「こういうやり方だと利用者さんも心地よいのか」と感動することばかりです。

自宅で祖母のサポートをするときにも大いに役立っていますし、祖母が失敗したときなども、以前のようにカッとすることは少なくなり、やさしい目線で接することができるようになりました。もちろん、職場の利用者さんに対しても同様です。

■介護職に転職して大変だと思ったことは何ですか?

 

 

 

大変だと思うようなことは、実はないんです。

『夕食でご飯とお味噌汁の位置が逆だった』というような基本的なマナーについて利用者さんに怒鳴られたこともありますが、自分が勉強不足だったのですし、都度「以後気をつけます」とお伝えしています。怒鳴られることにショックを受けるようなことはありません。

できなかったことでも一つ一つできるようになっていこう、と真摯に受け止めます。

 

 

介護の仕事に役立つスキル

■これまでの経験やスキルで転職後に役立ったものはありますか?

 

 

 

スポーツの世界では、目上の人に対して尊敬の気持ちを持ってていねいに接すること、あいさつはきちんとすることを、監督やコーチから徹底的に叩き込まれました。

そのおかげで、利用者さんや先輩職員の方々には、礼儀正しく接することができているかな、と思います。

今働いている法人では、「いい働きぶりをしている職員をお互いに褒めあう」ための『グッドジョブカード』という制度があり、施設ごとに年2回、職員同士で良いところを評価しあっています。

私は「礼儀正しい人」としてグッドジョブカードをもらいました。あいさつなどは基本的なこととして体に染みついていましたが、スポーツで培ったことが仕事にも活きてくるんだなと感じてうれしかったです。私が出勤している日にいつも指導してくれている先輩職員さんが、表彰されています。私も次回は表彰者に選ばれるよう、頑張りたいと思います。

 

 

今後の目標

■今後の目標や、やりたいことはありますか?

 

 

 

今は、スポーツ選手としての活動が自分の中での軸になっていますが、年齢を考えるとあと5年くらいで選手を辞めたあとのキャリアを考えていかないといけないなと考えています。

スポーツ選手としての活動を引退したら、介護職としてフルタイムで働きたいと思っています。せっかく今、学ばせていただいていることを無駄にしたくないんです。

グループホームで介護士としての経験を積みながら実務者研修を受け、ゆくゆくは介護福祉士の資格を取って介護の仕事に従事していきたいと思っています。

「介護職への転職インタビュー」一覧はこちら

 

 

 

 

 

 

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