全国的に気温が高くなってきました。
東京などで今年初の真夏日。
最高気温が30度を超えました。
夜にもなかなか気温が下がりづらくなっているので、室温と体温調整に注意が必要です!
コロナ時代の熱中症対策は?
今年の夏もまだまだコロナ対策は必要そうです。
マスク生活での熱中症予防の注意点をおさらいしておきましょう
◆マスクを外してOKなのは?
屋外で人と
2メートル以上距離があれば飛沫は届かない、とされています。
十分な感染対策を行ったうえで、周囲に人がいない状況であれば、時々マスクを外して熱がこもるのを防ぎましょう。
◆水分補給の目安は1時間ごと
マスクをしながら仕事などをしていると飲み物を飲むことを忘れてしまう、という人はいませんか?
熱中症の予防には、水分補給が重要です。
喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給するようにしましょう。
目安は、
1時間ごとにコップ1杯。
お水だけでなく、塩分が一緒に取れるスポーツドリンクなどがおすすめです。
◆エアコンを付けていても換気をする
暑い日にエアコンを付けると、ついつい換気を忘れてしまいがちです。
室温が快適でも、部屋の中の空気を時々入れ替えるために、定期的に換気を行いましょう。
家の中でも注意!熱中症対策の一工夫
熱中症は家の中でも起こります。
特に高齢者は、熱を感じにくくなり、体内の熱を発散する機能も弱くなるので注意が必要です。
熱中症に気づいたときに手遅れにならないように、事前に対策をしましょう。
◆寝る前に1杯水を飲む
人間は寝ている間に意外と汗をかきます。
睡眠中に脱水状態にならないように、寝る前にはコップ1杯の水を飲むことを心がけましょう。
◆クーラーをつけて室温を下げる
環境省によると、熱中症が原因の死亡事故は、最高気温が30度を超えると増加します。
気温30度を超える予報の日は、クーラーを活用して、部屋全体の温度を下げるようにしましょう。
◆夜間もエアコンを活用
夜になっても部屋の中が暑い、外よりも室温の方が高い、ということはありませんか?
昼間に気温が上がった日は、太陽熱で温められた壁が夜中まで熱を持ち、部屋の中が温められることがあるんです。
昼間暑かったと感じた日には、夜もエアコンなどで室温管理しましょう。
『エアコンの冷気が苦手』という人は、寝る前に部屋の中をエアコンで全体的に冷やしておいて、寝る直前にエアコンを止めたり扇風機に切り替えたりするのがおすすめ。
直接冷気に当たらないだけで、寒さを感じることが少なくなりますよ。
(参考:厚生労働省「「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました」)