マスク着用の一般化やワクチン接種などにより、感染が徐々に落ち着いてきたように思える新型コロナウイルス。
5月に入ってからの新規感染者数は、第6波と言われる今年2月のピーク時に比べ、約8分の1程度にまで減少しています。
しかし、ゴールデンウィークの連休中に多くの人が移動したことや、オミクロン株の新たな変異株BA.2の発生により、感染者数が増えることが懸念されています。
そんな中、新型コロナ対策について『3つの方向性』による対策を続けていくと厚生労働大臣が会見で発言しています。
国が重点的に進めている新型コロナ対策の『3つの方向性』は、
・高齢者やハイリスク者への備え
・軽症者・無症状者への医療支援体制の強化
・社会経済活動の維持
の3つです。
<高齢者やハイリスク者への備え>
新型コロナウイルスの感染による重症化を防ぐため、「60歳以上の高齢者」と「基礎疾患があるなど重症化リスクが高い方」を対象に、4回目のコロナワクチン接種がスタートします。
<軽症者・無症状者への医療支援体制の強化>
コロナ陽性が確認されても、重篤な症状が出ていない場合には自宅療養やホテルなどでの宿泊療養で感染拡大を防ぐケースが多くなっています。自宅療養・宿泊療養中の人に対し、速やかに医療支援を行うため、診療可能な病院の公表を強化していくということです。
<社会経済活動の維持>
生活に必要な経済活動を維持するため、濃厚接触者となった人への行動制限が徐々に緩和されています。
医療現場のひっ迫や介護サービスの人員不足を防ぐため、医療従事者や介護従事者は、濃厚接触となっても一定条件をクリアしていれば待機期間なしで勤務可能となっています。
また、一般の人に対しては、濃厚接触の場合の待機期間は、コロナ患者・コロナ陽性者との接触から7日間とされています。
いまだに新型コロナが収束したとは言えず、マスク着用や会食の制限など、生活への影響は続いていますが、基本的な感染対策を忘れずに過ごしていきましょう。
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