新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐ効果が期待されている、新型コロナワクチン。
現在、オミクロン株に対応したワクチンの開発・普及を目指して準備が進められています。
日常生活を送るうえで、コロナワクチンの接種・未接種で行動制限されることはありませんが、病院や介護施設での面会時など、十分な感染症対策が必要な場面では『ワクチン接種証明書』が求められることもあります。
そこで今回は、新型コロナワクチンの『接種証明書』について、申請方法や手数料、有効期限などを調査しました。
新型コロナワクチンの接種証明書は、住民票がある市区町村から発行されます。
接種証明書が欲しいときには、住民票がある市区町村に申請しましょう。
なお、接種後に引っ越して住民票の住所が変わった場合は、接種時に住んでいた市区町村へ申請する必要があります。
新型コロナワクチン接種証明書の申請方法は、次の3つです。
（１）紙の証明書の発行を市区町村に申請する
（２）コンビニの証明書交付システムを利用して紙の証明書を発行する
（３）電子証明書を利用する
ワクチン接種証明書が必要な場面や提出条件などを確認して、利用しやすい方法を選んでください。
（１）紙の証明書の発行を市区町村に申請する
新型コロナワクチン接種証明書は、市区町村の担当窓口に直接申請して交付を受けることができます。
申請する際には、自治体で用意された申請書、本人確認書類、接種記録書や接種済証などが、必要となるケースが多いです。
接種証明書を申請するための専用窓口が設置されている自治体が多く、郵送での申請がメインとなっている自治体が多く見られます。
申請してから発行されるまで1週間前後かかるため、余裕を持って申請しましょう。
必要書類や申請先は、市区町村のホームページを確認するようにしてください。
（２）コンビニの証明書交付システムを利用して紙の証明書を発行する
2022年7月26日より、一部のコンビニエンスストアのマルチコピー機で、新型コロナワクチン接種証明書発行が開始になりました。
対象となるコンビニは
・セイコーマート（7月26日～）
・ハセガワストア（7月26日～）
・タイエー（7月26日～）
・道南ラルズ（7月26日～）
・セブンイレブン（8月17日～）
となっています。（2022年8月16日現在）
発行する際には、マイナンバーカードが必要です。
各コンビニのマルチコピー機の「行政サービス」のメニューから「証明書交付サービス」を選択し、必要事項を入力し手数料を支払うと、その場で接種証明書が印刷されます。
マイナンバーカードがあればその場で発行できるので便利です。
（３）電子証明書を利用する
政府が管理する「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を利用すれば、お手持ちのスマートフォンで電子証明書を表示することができます。
iOS版とAndroid版のいずれもリリースされており、App Store/Google Playからアプリのインストールが可能です。
「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で接種証明書を取得するには、マイナンバーカードが必要になります。
紙の証明書を保存したり持ち歩いたりする必要がないので、接種証明書が必要になる前にあらかじめ準備しておくことが可能になります。
新型コロナワクチン接種証明書には、有効期限はありません。
ただし、複数回ワクチン接種を受けた場合には、そのつど証明書の発行が必要となります。
新型コロナワクチン接種証明書は、原則として発行手数料は無料です。
ただし、自治体に郵送で発行申請する場合には返信の郵送代が、コンビニで発行する場合は別途手数料が発生する場合があります。
参考
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書（接種証明書）について」
デジタル庁「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」
この記事をシェアする
介護求人ナビは全国で40,000件以上の介護・福祉の求人情報を掲載した、介護業界最大級の求人サイトです。訪問介護やデイサービス、グループホーム、有料老人ホーム、特別養護老人ホームなど高齢者介護の施設や、児童福祉や障害者支援に関わる施設・事業所の求人情報を多数掲載中。介護職、ヘルパー、ケアマネジャー、サービス提供責任者、ドライバーなど職種だけでなく、施設種類での検索や給与検索、土日休み・週休2日制・日勤のみ・夜勤専従・残業なしなど、こだわり条件での求人検索の機能も充実しているので、あなたにぴったりの介護求人が効率よく見つけられます。ブランク可な求人や未経験可の求人、研修制度ありの求人も掲載しているので、初めての転職でも安心！転職・就職・再就職・復職・アルバイト探しに、介護求人ナビをぜひご活用ください。
介護求人ナビに掲載している求人情報
新着求人
一覧を見る
