毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。今週は、ちょっとポジティブな「『介護の仕事をやっていて良かった』と思う時」という話題を紹介します。
どんな職業であれ、仕事というものはイヤなことや辛いことが伴うものだが、その中に喜びを見出すのが社会人の務め。介護という仕事も、決してラクな仕事ではないが、「介護をやっていて良かった」と感じる瞬間はあるようだ。
関東地方の介護施設で働くJさんの場合、仕事をし始めた頃に、「施設の中でも特に気むずかしいおばあちゃんに、なぜか気に入られる」という“事件”があったという。そのおばあちゃんは、Jさんにだけ笑顔で挨拶をしたり、薬を忘れて先輩にこっぴどく怒られている時に、Jさんをかばってくれたりと、文字通りのお気に入り。「なぜなのかは今でも分からないんですけど……」と語るJさんだが、そういった利用者との“良き”出会いは、介護の仕事を続ける大きなモチベーションになっているという。
一方、都内の施設で働くKさんは、「あなたじゃないと……」と言われたことが複数回あるという。実際には、スタッフのローテーションやKさん自身の勤務のローテーションなどがあり、ある利用者にかかりきりになることはなかなか難しいのだが、「Kさんで良かったわ」「今日はKさんだから安心ね」というようなことを言われると、やはり自尊心はくすぐられるのだとか。ただしKさんは施設の中でも部下を指導する立場にいるため、「『私じゃなきゃダメ』と言われるようじゃダメなんですけどね」と謙遜する。
とかくネガティブな意見が集まりがちなインターネットだが、掲示板などを見てみると、「介護の仕事をしていた良かったこと」は色々とあるようで、
「ありがとう。たった一言が本当に嬉しい」
「心が優しくなる」
「お年寄りの笑顔見ると癒されるんだよね」
「人の人生に関われる素敵な仕事だよ」
「優しく接すれば、その分自分に返ってくる」
など、ポジティブなコメントが多数寄せられている。実際には辛いことも多かろうと思われる介護の仕事だが、多くのスタッフはそれに見合う喜びをどこかに見出しているようだ。
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