民間企業が運営する介護施設に転職したものの、人が足りなかったり、期待していたボーナスと違ったり…!?
今回は、民間企業に転職した先輩ならではの失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。せっかくの転職を失敗に終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください!
ボーナスの額が昨年より大幅に減額支給。こんなことって…。ショックです…
25歳/女性/美咲
民間企業が運営するグループホームに転職。面接時に聞いていた直近のボーナス支給額は、前職のものより多く、さすが民間企業はボーナスがいいんだな!って喜んでいたんです。ところが、いざもらってみると、聞いていた金額の半分以下! 今期は企業の業績が厳しいので、ボーナスが少なくなるとは聞いていたけれど、まさか半額とは… 楽しみにしていたのにガッカリ。民間企業って、こんな感じなのですか?
《アドバイス》
期待していたボーナスが半分だった…。そのショックは想像できます。たしかにボーナスはモチベーションを左右する力がありますよね。
しかしながら、そもそもボーナスは正規の給与とは異なり「必ず支給される」というものではありません。支給時期や支給回数、支給対象期間やもらえる金額も企業ごとに違いますし、支給制度そのものがない会社もあります。特に介護業界では、ボーナス支給がないという会社も多いのです。
ボーナスは、そのときの景気や業績に左右されやすいもの。したがって、企業の利益が減れば、ボーナスも減額になるでしょうし、支給なしというケースもあります。今まで出ていても、今後なくなる可能性だってゼロではないのです。
業態別にみると、一般的に社会福祉法人はボーナスの支給額が比較的安定しています。一方で、民間企業は変動しやすい傾向があります。とはいえ、ボーナスは企業ごとでも考え方が本当にマチマチなので、一概には比べられません。
ボーナスとはそういうものだということを頭に入れ、「出たらラッキー」くらいに考え、生活費として家計に組み込んで考えないほうがいいでしょう。
もし年収を増やしたいのであれば、資格を取って手当などを堅実に増やす方法がおすすめです。
また、転職する際にボーナスの額を気にするのであれば、基本給の額にも注意を払いましょう。ボーナスは「基本給×○ヵ月分」という計算が多いもの。単純に○ヵ月というところばかりを見て喜んでいると、肝心の「基本給」が少なくてガッカリということにもなりかねません。
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