2021年5月の「労働力調査」の結果が発表されました。
失業者数は、2020年5月と比べて13万人の増加。なんと、2020年2月以降、16カ月連続で、前年同月より増加しています。
総務省の発表によると、2021年5月の失業率は3.0%。
3月に失業率が2.6%まで回復したものの、4月・5月と連続で悪化しています。
失業者の理由を見てみると、会社都合での離職も自己都合での離職もどちらも前月(4月)より増加。
緊急事態宣言・まん延防止等重点措置による休業や時短営業が影響していることも考えられます。
一方で、厚生労働省からは、求職者が就職できる求人が準備されているかどうかの指標となる「有効求人倍率」が発表されています。
2021年5月の有効求人倍率は1.09で横ばい。
昨年5月と比べると求人倍率は減少しており、求職者数の増加に求人数が追い付いていないのが現状です。
『有効求人倍率』とは、求職者に対する求人の数のこと。
有効求人倍率が高い職種は、より働き手が求められている職種であると言えます。
2021年5月の求人倍率を職業別にみると、有効求人倍率が高い(=働き手が求められている)職業は、建築躯体工事(8.73)、土木(5.22)、保安(5.13)、建築・土木・測量技術者(4.54)、採掘(4.10)、建設(3.90)、機械整備・修理(3.60)、介護サービス(3.37)、家庭生活支援サービス(3.33)などです。
介護求人ナビで紹介している介護士の仕事も、職業全体と比べて有効求人倍率が高くなっています。
人材不足が課題となっている介護業界ですが、仕事を探している人にとっては、さまざまな求人に出会うチャンスです。
介護の仕事は未経験・無資格で始められる仕事も多く、他業種からの転職者を受け入れる体制が整っている企業も増えています。
2021年5月の労働・求人に関する統計値は以下の通りです。
◆完全失業者数 204万人(前月比 +10万人)
◆完全失業率 3.0%(前月比 +0.2ポイント)
◆有効求人倍率 1.09(前月比 ±0ポイント)
◆有効求人数 2,159,340(前月比 -6,171)
◆新規求職者数 359,297人(前月比 -47,652人)
<参考>
総務省統計局「労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)5月分」(2021年6月29日)
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年5月分)について」(2021年6月29日)
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