台風10号が日本列島に接近中。
4日(金)の朝の時点では日本の南側の海上を進んでいますが、6日から7日にかけて九州地方に上陸するという予報です。
警視庁警備部災害対策課から、暴風による窓ガラスの飛散を予防する方法が紹介されています。
万が一の事故が起こる前に、早めに備えましょう!
警視庁直伝!窓ガラス飛散防止
台風などで強風が吹くと、家の外にあるものは何でも凶器になります。
植木鉢、物干しざお、犬小屋、小石、ホース……。
窓の側に置いてあるものが飛んでしまうと、窓ガラスが割れて室内に破片が飛び散って危険です。
移動できるものはすべて家の中に移動させましょう。
また、窓ガラスが割れた時のために、窓の外と中、両方から飛散防止対策をすることも重要です。
外側からは、飛散防止フィルムや養生テープを貼っておきましょう。
家の内側からの対策としては、段ボールやカーテンを利用します。
段ボールを窓ガラス全体に隙間なく貼り付けたり、カーテンをしっかり閉めて洗濯ばさみで止めておいたりするだけでも、緊急時の措置としては効果があります。
(参考:警視庁警備部災害対策課Twitterより)
断水・停電に備えて食料・飲料水の確保を
台風が上陸する前に、家庭や職場では食料や飲料水を確保しておきましょう。
飲料水として必要な水は、1人1日1リットル。
最低3日分を確保しておくことが推奨されています。
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避難方法を今のうちにシミュレーション
介護施設など、多くの人が共同で生活する場では、台風などで浸水が起こった時の避難方法をシミュレーションしておきましょう。
2019年の台風19号で、1階部分がすべて浸水した埼玉県の特別養護老人ホーム。それでも入所者全員が無事避難できた対策内容を参考に、避難マニュアルを今のうちに確認することが大切です。
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